2024年度初週の授業

私は、特別進学館の仙台校に週4、石巻校に週2、友辰予備校に春期講習で週1出没しています。

友辰予備校の春期講習の中で、石高の高3生と二高の高1生を高2までの図形問題で競わせたら、高1生の方が早く正確に解けました。お互いの学年の生徒が新年度から気が引き締まったことでしょう。高3生は「やばいぞ、やらないと負ける」と思い、高1生は「中3時の猛特訓はすごかったんだな、このまま頑張るぞ」と思ったのではないでしょうか。

さて、新規開校で肝いりの仙台校の方ですが、問い合わせが宮教大付属中の生徒や育英特進、学院特進の生徒からありました。順次面談をしていきます。(授業のない時間帯に私が面談をする形なので、今週はあまり面談枠がなく申し訳ありませんでした。)

 

特別学習館仙台校は不思議なことに中3からの問い合わせがなく、中1、中2、高1、高2生からの問い合わせを複数いただいています。高校生は石巻からの持ち上がりが多いので高1が5名、高2は3名ほどで満席です。中学生の少人数クラスはまるで個別指導状態ですので、生徒を絶賛募集中です。個別指導状態なので、新中2の付属中の生徒には予習・復習で色々やっています。初週は数学の文章題は「単位の統一」、「何に変数をあてるか」が大事だし、英語の方が好きなようだから「文型」から軽く「関係代名詞」まで先取りして、「これからの勉強に興味を持たせる」ことを目的に授業をしました。

 

特別学習館石巻校の「一高・二高・三高講座」の新中3は今年は7名からのスタートです。さっそく数英を指導しましたが、2次方程式まで触れている生徒は皆無。最初のレベルチェックでは合格点は2名だけでした。相当頑張らせないといけません。一日で、「展開」、「因数分解」、「二次方程式の解法」、「文形」、「分詞」、「後置修飾」をやりましたが、おそらく学校や他の先生に比べ相当私の進みは早いです。数学が苦手な生徒などはちゃんとフォローしないといけません。来週はアウトプット中心の復習回にします。休まず来るようにしてください。(新しい分野を覚えるときは、2回目が大事です。1回目で6,7割覚えれば上出来、2回目で修正。3回目で完璧ならばよいのです。ちなみに3回目になってもできないときは、私は叱ります。)

石巻から持ち上がった新高1生は学校の課題とは別に青チャートでの先取りをしており、「二次関数の軸分けの問題」、「必要十分条件」、「二次不等式」、「絶対値の処理」、「最高字数に文字の入った方程式・不等式」を1週間で扱いました。二高に進んだ生徒やウルスラタイプ1に進んだ生徒には中3時に高2までの数学の7割(高校入試でも活用できるものを厳選)を仕込んでおり、残り3割を高校生になったらさっさと習得させて、あとは入試問題で実力養成と定期テスト前は調整をする、という形をとります。

石巻から持ち上がった新高2生は、微積を扱いました。中3時からエースだった進みの早い生徒2名は予習済みなので、教科書章末レベルの偏差値60程度の入試問題をバンバン扱い指導し、微積が初めての生徒にはだいぶかみ砕いて「微分⇔積分の関係」、「文章題から何をするかの判定(微分、積分、判別式、平方完成、相加相乗平均との区別)」を指導しました。

p.s 2024年度初週は講習会も含め、私一人で45名の生徒と接しました。講習会は次の日曜で終わり。しかし2週目は広告作成や職員全体会議、取引会社との打ち合わせなど、経営者業務があるので、月の半ばまで休みなしです。生徒に頑張れと言う以上は、私も頑張ります。