2026年宮城県高校入試の定員

友辰塾の阿部です。

 

先日、宮城県教育委員会より2026年の高校入試の募集定員が発表され、募集定員が減少するのは、塩釜高校のみ(普通科40名減)となり、石巻地区では募集定員の減少はありませんでした。

 

正直、予想外の発表でした。近年、宮城東部地区(石巻など)では、石巻高校をはじめ、ほぼすべての学校で定員割れが続く状況でした。(西高で少し倍率が付いた程度です)

まして直近の高校入試では、東部地区の全募集定員に対して、70%程度しか応募がない状況でした。これは、極端な話ですが、石巻地区のすべての学校で1クラス分(40名)ずつ定員を減らしたとしても、倍率が1倍を超えないという状況です。

しかも、来年は私立の高校無償化(正確には無償化ではありませんが・・・)が始まる予定です。仙台圏への私立高校への志望者がさらに増えることが予想されます。

このような状況で、教育委員会がどういう意図で、定員の削減に踏み切らないのか、その理由は分かりません。しかし、現状の東部地区(石巻地区)のこの定員状況は、あきらかに不健全としか言いようがありません。

石巻地方の多くの生徒たちにとって、高校入試というものが、この現代の競争社会において初めての”戦い”になります。その”戦い”が、このような、別に努力しなくても、とりあえずどこかには入れるような入試制度で本当によいのでしょうか?

現代の競争社会において、子供たちがこの荒波を乗り越えていくためには、しっかりとした学力を子供たちに身に付けさせることが必要であり、そして、その学力を向上させるためには、一定の競争原理を働かせる必要があると私は思います。

高校入試のこのような募集定員の状況について、皆さんはどう思いますか?